チャック付袋の基礎知識

袋の機能一覧表

透明タイプ冷凍保存に最適です
アルミタイプ防湿性に優れています
色つきタイプ遮光性に優れています
表紙紙タイプ脱酸素剤が使用できます
吊下げ用穴付静電気防止性能に優れています
手提げ用穴付ボイル殺菌が可能です
開閉がしやすい簡単カット加工付ガスバリア性に優れ封入物の酸化を防ぎます

材質記号一覧表

AL(M)アルミ箔
PEポリエチレンフィルム
SPEポリエチレン(ポリサンドラミネート)
LLDPE直鎖状低密度ポリエチレンフィルム
EVAエチレン・酢酸ビニル共重合体フィルム
PPポリプロピレンフィルム
OP二軸延伸ポリプロピレンフィルム
KOPPVDC樹脂コートOPPフィルム
CPP無延伸ポリプロピレンフィルム
ASCP静電気防止無延伸ポリプロピレンフィルム
NY(PA)ナイロンフィルム
バリアNY二軸延伸ハイガスバリアナイロンフィルム
PETポリエステルフィルム
透明蒸着PET透明蒸着ポリエステルフィルム
AL蒸着PETアルミ蒸着ポリエステルフィルム
発泡PE発泡ポリエチレンシート
紙(コニーラップ)クラフト紙

材質構成の見方

チャック袋には様々なフィルムの構成があります。
一見1枚に見える袋の断面は、下図の様な層になっています。
異なる特性のフィルム等を貼り合わせることで様々な用途に対応しています。

【表示順:外側 → 内側】

シールとは

プラスチックフィルムの袋をヒーター等で加熱し、溶着する事です。
袋を作る工程で使われ、当社取扱いのチャック袋には、2種類の製袋法があります。
また、お客様が袋の密封をされたい場合も、「シール機」をご用意いただければ可能です。

ベタシール

熱板によりフィルムを加熱、圧着する事で貼り合わせています。シール強度が強く、密封性の高いシールです。

ラミジップ

ラミグリップ

溶断シール

溶断ヒーターの加熱によりフィルムを断ち切ると同時に熱融着で貼り合わせています。

ユニパック

ミニグリップ

シール機の使い方

シール機が必要なタイプには「底開き」と「上入れ」タイプがあります。※タイカワeネットでは「シール機」のお取扱いはしておりません、別途ご用意ください。

底開きタイプ
平袋タイプ

底から商品を入れ、シールで密閉して使用する。上辺のチャック側が封済み。

上入れタイプ
スタンドタイプなど

上から商品を入れ、チャックの上部をシールして密閉する。

※チャックの簡易封のみでご使用の場合、シール機は必要ありません。

【参考】卓上型シーラー機

【手順】
  1. ヒーター部分にシールする部分をあわせます
  2. 終了の合図が鳴るまでレバーを押さえます。
    加熱(タイマーランプ点灯)→冷却→終了の合図が「ピッ」と鳴ります。
底入れタイプ
  • シール前

  • シールをする部分を置く

  • 終了音が鳴るまで押さえる

  • シール後

上入れタイプ
  • シール前

    チャックをした状態

  • シールをする部分を置く

    チャック部分の上側

  • 終了音が鳴るまで押さえる

  • シール後

脱酸素剤について

脱酸素剤とは、密閉容器内の酸素を吸収する薬剤の事です。脱酸素剤を食品と共にシール機で密封することで、酸素によるカビの発生・変色などを防止することができます。※タイカワeネットではお取扱いしておりません、別途ご用意ください。